筋トレで野球が上手くなる8の理由
本日は筋トレと野球の因果関係について記事にしていきます。
筋トレは
「身体が重くなる」
「怪我しやすくなる」
等のイメージがあるかもしれませんが、そのことについても記載していきますね!
そもそも今回のことは野球だけでなくスポーツ全般に言えることではありますが、今回は一番知識のある野球で例えていきます。
- ① 打球が飛ぶ
- ② 肩が強くなる
- ③ 足が速くなる
- ④ 守備範囲が広くなる
- ⑤ ピッチャーの球を長く見ることができる
- ⑥ 身体の使い方が上手くなる
- ⑦ 怪我予防になる
- ⑧ メンタルが安定する
- 身体が重くなる?
- 怪我しやすくなる?
- まとめ
① 打球が飛ぶ
これは一番のメリットですね!
間違いなく飛距離はアップします!
例えば同じスピードで同じモノに衝突するトラックと軽自動車を思い受けべてください。
トラックの方が間違いなく衝撃(パワー)は大きいですよね。
つまり軽い体重の人と重い体重の人が同じスイングスピードであれば、体重が重い人の方が飛びやすいのです。
もちろん下半身のパワーの伝わり方や、リストの強さ等、複合的な要因により、打球は変わります。
かなりザックリ説明すると、パワー = 力✖️スピードで表すことができます。
上記リンクで詳しく説明されていますので興味のある方はぜひ参考にしてください。
② 肩が強くなる
これも大きなメリットですね。
ただ、これには注意が必要です。
肩の強さは投球フォームに依存する要素が非常に大きいです。
つまり既にベストフォームで投球されている場合、筋トレは不要です。
筋肉が強くなる=肩への負荷も大きくなりますので、痛めやすくなる可能性もあります。
その際はローテーターカフのトレーニングを重点的に行いましょう!
ローテーターカフは大きな筋肉でなく、肩を保持している小さな筋肉の集まりになります。
ここを鍛えることで肩の大きさは変わりませんが、肩の安定性が強くなり、痛めにくくなります。
野球人には必須のトレーニングと言えます。
もちろんプロ野球選手も行っているものになりますので安心して実施ください。
参考までにこちらにそれを紹介した記事を添付しておきます。
③ 足が速くなる
これは意外かと思われますが、実際に足も速くなります。
ただ、これは筋肥大トレーニングではなく、敏捷性UPのアジリティートレーニングやプライオメトリクストレーニングになります。
もちろん筋肉の大きさ自体もある程度は必要なので、高重量でのスクワット等のトレーニングも必要になります。
アジリティートレーニングやプライオメトリクストレーニングとは???
と思われる方もいると思いますので、参考記事を添付しておきます。
④ 守備範囲が広くなる
これは副次的な効果によるものですが、肩が強くなれば、例えば内野手の場合、今までよりもポジションを後ろで守ることができますね。
そうすれば今まで取れなかった打球も捕球できますよね。
結果的に守備範囲が広くなりますよね。
⑤ ピッチャーの球を長く見ることができる
スイングが強くなれば、よりピッチャーの球を長く見ることができます。
つまり、振り出しを遅くすることができます。
スイングが弱い場合、振り出しを早くし、振り遅れないようにする必要がありますが、スイングが速くなれば、その心配がなくなります。
ボールを長く見れた方が打てる確率は間違いなく高くなりますよね。
⑥ 身体の使い方が上手くなる
筋トレを行うと、どこに効いているのか、どの動きがどういう刺激になるのか、というのが理解できるようになります。
なんとなく振っていたスイングについても、どのように身体が動いて、どの筋肉が作用してスイングしているのか分かります。
そのため不調に陥ったときでも、原因となる動きが発見しやすいです。
実際に私がそうでした。
打撃は必ず好不調がありますよね。
その不調となる期間は全ての人がなるべく短くしたいという気持ちはあると思いますが、身体の動きが理解できていればそれが可能になります。
⑦ 怪我予防になる
当然ですが、筋トレを正しく行うと筋肉がつきます。
今までは力を全て使って打ったり、投げたりしていたことを余裕を持ってできるようになります。
身体や機械に於いても言えることですが、全力、全開でプレーすると怪我や故障が発生しやすくなります。
今まで100%の出力で行っていたものが、70%で行えれば怪我の発生確率はグーンと下がります。
⑧ メンタルが安定する
これが一番大きなメリットと言っても過言ではありません。
野球はメンタルが大きく左右するスポーツです。
実際にプレーしているのは選手ですが、応援のパワーが試合を左右することもあります。
例えば高校野球甲子園大会などは魔物が住んでいると言われるくらい、名勝負がたくさん生まれます。
それだけ終盤の逆転劇が多いのです。
観客が終盤の逆転劇を期待するあまり、応援に明らかな差が出て、その結果負けているチームが逆転するということがしばしば起こります。
応援でも差が出るのに、これが自分のメンタルによるものだったらどうなるでしょうか?
「次はどの球が来るのかな?」
「そろそろ打たないと交代かな・・・」
などネガティブな思考が頭をよぎると、身体の動きが硬くなり、自分の持っている力を発揮できなくなります。
しかし、筋トレを行っていると一般人よりも男性ホルモンの一種であるテストステロンが多く分泌されることがわかっています。
テストステロンは効果の一種に自分に自信が持てるようになり、堂々とした立ち振る舞いができるようになることが挙げられています。
つまり、自信を持ってリラックスした状態で試合に臨めるようになります。
そうすることで、例え同じ能力でも結果に差が出てきます。
筋トレを行うだけで同時にメンタルトレーニングをしていることになります。
非常にオススメです。
身体が重くなる?
ここからは気になるポイントについて記載していきます!
まず身体が重くなる、動きが鈍くなる、という点についてです。
結論からいうと、筋肥大トレーニングばかり行っていると動きは鈍くなります。
しかし、一流のトップ選手も筋トレを行っていますが、軽やかに動いていますよね。
なぜでしょうか?
よくあると表現でお伝えしますと
大きな筋肉
と
使える筋肉
(※実際にそのように筋肉は分かれていません)
を繋げるトレーニングを実施しているからです。
先ほど説明したアジリティートレーニングやプライメトリクストレーニングがそのようなトレーニングに該当します。
筋力トレーニングで力を付けた後に、それを実際の運動に応用する動きをしてやる必要があります。
そうすることで、今までよりも実際に使えるパワーが大きくなり、実際の運動に効果となって表れます。
つまり、筋トレのみだと身体が重くなる可能性があり、それを実際の動きに応用できるようにトレーニングすることで、身体は重くならず、パワーアップすることになります!
怪我しやすくなる?
こちらも結論から申し上げると、自分自身の使用できるパワーが大きくなるため、怪我のリスクは上がる可能性があります。
ただ、これは積極的なストレッチや身体のケアで回避できることがほとんどです。
フォームローラーやチューブ等で身体の硬くなった筋肉をほぐしたり、インナーマッスルを鍛えたりしていきましょう!
特に鍛えている場合は筋肉痛後、そのまま放置すると、可動域が狭くなる可能性もありますので、毎日のストレッチがとても効果的です。
また、いきなり試合に入るのはリスクが跳ね上がりますので、ストレッチの時間を長めに取り、アップも丁寧に行うことで怪我は抑制されます。クールダウンも丁寧に行いましょう。
長く楽しい野球生活にしていきましょう!
ではまとめていきます!
まとめ
・筋トレで野球は上手くなる!
・メンタルも安定して結果を残しやすくなる!
・試合で使える筋肉へ応用を!
・怪我へのリスクヘッジもしっかりと!
ではまた!